受給事例
- 50代 男性 障害厚生年金3級
- コロナワクチン接種後40度近い熱が出て3週間近く会社を休職。その後熱は下がったものの頭痛が収まらず脳神経外科を受診。傷病手当金が切れるタイミングで当事務所に障害年金の依頼をされました。
すでに会社は就労困難から退職をされており、身の回りの世話は奥様がしておられる状況でした。
診断書はその他障害を使用。自覚症状、他覚症状が主な記載事項であることから、依頼者の症状を詳細に落とし込んでもらう必要があり、日常生活での状況をあらかじめ聞き取ったものを診断書作成依頼時に一緒に添付しました。
出来上がってきた死んだ所は、就労状況等についての記載がなくすぐに修正を依頼。その後も認定日から3カ月以内の日付での作成を依頼したにもかかわらず、3か月後の日付での記載されていたため再度修正を依頼。
ご依頼から3か月後に書類一式を提出。その3か月後に医師照会が入り、結局請求より9か月後に障害厚生年金3級の支給決定がきました。次回の更新は認定日から2年後とのことで、年金証書が送られてきてから1年程度で更新の手続きが必要とのこと。
頭痛での受給は基本的には珍しく、来年度の更新では不支給となる可能性が高いと考えられることから、依頼者へは精神科の受診を助言。更新時には精神の診断書を別途添付する予定。
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慢性頭痛での医師照会について
- 医師照会での問い合わせ事項
- 今回(令和7年2月)送付されてきた様式です。
照会では、以下の項目についての教示を求められました。
□薬物療法について
薬剤名 用法・用量 治療効果(改善・不変・悪化・不明)
□薬物療法以外の療法について(改善・不変・悪化・不明)
□頭痛に関する問い合わせ
①頭が痛い時、痛みがひどいことがどれくらいありますか?
②頭痛のせいで、日常生活に支障が出ることがありますか?
③頭が痛い時、横になりたくなることがありますか?
④今4週間に頭痛のせいで、疲れてしまって、仕事やいつもの活動ができないことが ありますか?
⑤この4週間に頭痛のせいで、うんざりしたりいらいらしたりすることがありました か?
⑥この4週間に頭痛のせいで、仕事や日常生活の場で集中できないことがありました か?
①~⑥を「全くない(6点)」「ほとんどない(8点)」「時々ある(10点)」「しばしばある(11点)」「いつもそうだ(13点)」で判定。
合計点36~49点 支障なし
合計点50~55点 ある程度の支障
合計点56~59点 かなりの支障
合計点60点以上 重度の支障
以上
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