非定型精神病

受給事例

30代女性 障害基礎年金2級  年額831,700円
 部屋の壁を叩いたり、夜中に歩き回っり大声で独りごとを言ったりする症状が続き、次第に眠ることができなくなり症状が悪化。診断では統合失調症と言われ、その後数週間入院。絶えず誰かに見られている、陰謀にまきこまれているという感覚あったようです。その後転院した先で、非定型精神病と診断されました。年金事務所へ相談にいかれたのですが、書類作成が煩雑で、かつ非定型精神病での受給は難しいと言われたことから、ご自身での請求をあきらめ当事務所へ依頼されました。
 申立書作成に関しては、ご本人の記憶が曖昧で、ご家族の方々から当時の調教を聴取いたしました。診断書作成依頼時は日常生活状況をまとめたもの及び医師から依頼のあった申立書を添付しました。出来上がってきた診断書に数か所、保険者から不支給ネタにされそうな記載がありましたので、表現方法を変えていただけるよう依頼しました。
 請求書提出の2か月後に、予想していた通り医師照会が入りました。ご本人には必ずカルテの開示請求がかかる旨説明しておりましたので特に驚かれた様子もなく、すぐにカルテの写しを入手し提出いたしました。
 結果、意外に早く、4か月後には無事障害基礎年金2級と認定されました。